hvhoumonhidamariのブログ

沖縄の在宅医療と環境の素晴らしさを発信したい。

社会形態が作った子供の飲酒?

小学生から中学3年生の子供3名がバイクに乗って転倒、中学3年生の男の子が死亡した事故で衝撃的な事実が報道されました。
すでに全国ネットで報道されているので周知の事実だとは思いますが、運転していた小学6年生は飲酒していた事実を聴いて、全国の人たちは驚愕していると思います。
でも、私はそんなに驚くことはなかったのです。
沖縄に暮らして40年余り、各地を転々と移住していた私は、約35年前ある小学校の隣に住んだことがあるのです。
夏の蒸し暑い夜、大勢の子供の声。聞き耳を立てると、小学校の建物の影で数人の子供が飲酒している様子。
沖縄では部落の集会所などで近所の青年が夜に酒盛りしていることが多かったので、
最初はどこの青年がたむろしているのかと思いましたが、話の内容が小学生の会話でした。しばらくして巡回している警備員に注意され解散となったのですが、小学生が飲酒なんてなんとすごいところだろうと感じたものでした。
確かに、食事を家で終えてから飲みに出かける習慣のある沖縄では、両親の留守に子供が深夜徘徊や飲酒をする機会が多く問題視されて徐々に改善されているようなのですが、今回の事故を教訓にもう一度、規範を引き締めてほしいものです。