未来の希望のために
私たちの訪問看護は早朝や夕刻過ぎの時間に小児訪問看護を行っています。
沖縄県中部地域に属する訪問看護ステーションは、過当競争を繰り広げるくらいたくさん存在しているのですが、それぞれが設定した活動時間を遵守しており、本当に必要とされる時間に活動できないという理不尽さがあります。
たまたま、看護学校の友人が近所で障害児の援助施設を立ち上げ、相談を持ちかけられたのがきっかけでしたが、オープン当初の私たちにとってありがたい依頼でした。
各家庭で両親のみならず親戚の手を借りながら、障がいや疾患を持つ子供たちを見守る方たちのほんの少しでも手助けになれたらと続けています。
しかしながら、最近地域のヘルパー事業所からヘルパーさんたちが離職してしまい絶対数の欠如で小児介護の危機を迎えているのです。
私たちの地域は沖縄県でも介護認定を受けている人が多い地域で、老人デイケア乱立地域なのです。そこに介護ヘルパーさんたちが分散してしまっているのです。
確かに決まった時間に始まり、終わりを迎えることは自身の生活リズムのためには大切だと思います。
障害児や疾患児は十分なコミュニケーションもとれず、ある面やりがいのない仕事だと感じることも多いのですが、今一度、子供達に手を差し伸べて欲しいと感じる毎日です。
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