熊本県の地震に次いで大分県でも大きな地震が相次いでいる。被災されて惜しくも生存が途切れてしまった方々のご冥福をお祈りしたい。さらに、現在、頻繁に起きている余震の中で生命ラインを分断された方々の不安は計り知れないものである。ＰＴＳＤも長期の心配事です。

本日の午後、政府が米軍の救援活動を受け入れたという報道があった。水平離着陸ができるオスプレイが救援物資を運搬するというものであり、現在沖縄に２４機配備されているオスプレイが参加するのではと思います。

オスプレイといえば、全国的なニュースにもなっている普天間基地のお荷物的存在です。

事故発生歴もあり、人が住む地域を地響きを立てて飛んでいるさまは、とにかくやかましく地震のような地響きを感じ、恐怖さえ覚えることも多くあります。ちなみに私が勤めていた職場は普天間基地の近くにあり、発着を何度も見ていました。

いつ終わるともしれない余震に恐怖を感じている人たちにとって、どのような影響をもたらすのだろうと考えてしまいますが、戦争のために開発された輸送機が、この度のように食料や飲料水などをはじめとする大量の救援物資や孤立している方々を運ぶことができるなら、利用価値は高いのでしょう。

基地が島の中心に位置している沖縄県民には皮肉に感じてしまうのですが、平和利用目的の活動に使用される今回の活動には応援したい気持ちになります。戦争がなく基地もない世の中を期待して…。