hvhoumonhidamariのブログ

沖縄の在宅医療と環境の素晴らしさを発信したい。

夏に響く魂のリズム

昨日、沖縄では旧盆の「ウークイ」(送る日)でモトノヤと呼ばれる家族発祥の家に親戚一同が集まって、また来年来てくださいと心を込めてあの世に送り返す日でした。
一部の地域では、せっかく来てくれたご先祖様にゆっくりしてもらおうと、旧盆の次の日に送るところもあります。
沖縄の旧盆に欠かせないのが、今では日本中に広まった「エイサー」です。
大太鼓、しめ太鼓、パーランクー(手に持つ25センチくらいの小太鼓)を持った青年がじかたと呼ばれるメンバーの三線と歌に合わせて打ち鳴らし、モーヤー(舞う人)の男女多数が踊り、チョンダラーと呼ばれる滑稽踊りのメンバーが所狭しと動き回ります。
この時期は、「夜遅くにうるさいなあ」という人はほとんどなく、皆が心躍らせて見学する夏の風物詩です。エイサーは昔の貧民部落に富裕層のお盆で残った御馳走を持ってきてくれるお礼に、歌や踊りで歓迎の意を伝えたなどの起源があるようで、そのほかにも様々な説があるようです。
沖縄全島で繰り広げられるカーニバルを見て躍動を感じてみませんか?