hvhoumonhidamariのブログ

沖縄の在宅医療と環境の素晴らしさを発信したい。

卒業式の景色

3月1日はほぼ全国的に公立高校の卒業式。私が沖縄に移住してから感じたこと、それは沖縄はとってもアメリカンということ。去年、わが娘が高校卒業を迎えたけれど、卒業前の準備に、「ドレスの準備」というのがありました。これは何?沖縄の高校卒業式の後にホールを貸し切った「分散会」なるものがあるのです。まるでアメリカのブロム。

自分の卒業時には「謝恩会」はありましたが、学年全部の分散会はなく、クラスの有志で恩師と連れ立って食事会に行った程度の思い出しかなかったのに、娘を会場に送ってゆくと、そこは夜の歓楽街さながらの風景でした。大人への一歩の儀式、今夜もほどほどに楽しんで!!

育ち盛りの子供には「いっぱい」が必要

最近、全国的に子供の貧困問題がクローズアップされてきて、「こども食堂」が少ないながらもできてきている。昨年、沖縄県でも県を挙げて検討委員会が持たれたが、具体的なところは一般県民に蔓延している様子はない。最近になって、マスコミやメディアが子供の貧困問題を連日のように取り上げ、こどもプロジェクトという輪が広がり、協賛する法人や個人が集まってきている。「沖縄は賃金が安いから・・・」という声や、婚姻率に負けない離婚率によるシングルマザー、シングルファザーがたくさんいるという声がある。本来、沖縄は一軒数世代の家族構成で、ご近所のつながりが強い地域であったが、昨今では核家族化が進み、かつ、人の繋がりが希薄になっているように感じる。今日の新聞には保険料が払えず、健康保険を持たない世帯が89せたい(129人)いるという。

子供には、「愛情いっぱい」「腹いっぱい」「笑顔いっぱい」でいてほしいものです。

風前のともしびとなるのか?

以前、沖縄の北部にUSJのテーマパークが作られるというニュースが流れました。現在年間500万人の観光客を誘致している沖縄では更なる観光客増を見込み、県民は現在存在しない遊戯施設(以前は小さいながらもあった)の建設に期待を膨らませてきたのですが、本日の報道で、計画廃止を含めて検討中とUSJの親会社からの発表に落胆を隠せないのです。また、普天間基地が返還された後に、ディズニーランドを誘致しようという宜野湾市市長の発言もありましたが、年に何回か国際通りをパレードするだけ。成り行きは不明のまま、最近では話題を口にする人も少ない状態です。ディズニーランドの大きなパレードを沖縄の人々に見せたいものと考えるのです。

平和な日本、平和な島沖縄の姿が見られるのはいつのことでしょうか。